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11月9日のホームルームに、本校OG、青山学院大学文学部比較芸術学科1年生の古川晴菜さんが、所属する国際ボランティアサークルの皆さんと一緒にお話にきてくれました。

古川さんは足立区立第十一中学校出身。在学中は吹奏楽部に所属し、「全国ポピュラーステージ吹奏楽大会」優勝に貢献しました。忙しい部活動と両立して学業にも力を入れ、青山学院大学に進学しました。

古川さんは現在大学で「SHANTI SHANTI」という国際ボランティアのサークルに所属しており、本日はそのメンバーである4人の学生さんも一緒に本校にお越しいただきました。

このサークルは、GV(Global Village)活動といって、長期休みを利用して、年2回、東南アジアやヨーロッパで家を建てるボランティア活動をしているそうです。生徒たちは活動紹介の映像に真剣に見入っていました。お話の途中で、生徒たちは「割り当てられたお金で1日の活動を組み立てる」というグループワークに取り組みました。「世界における貧富の差」、「当たり前のことが当たり前でない人たちもいる」ということを感じるきっかけとなりました。

最後に古川さんから、「色々なものを自分の目で見て、自分で体験して、色々なことを感じ取ってほしい」、「今しかできないことを一生懸命やってほしい」というメッセージをもらいました。サークルの一員としてフィリピンで家を建てる活動をしたことで価値観や生き方がガラッと変わった経験、そして、この活動は大学生の今しかできないから大切にしたいという思いから感じたことだそうです。

生徒たちからは、「留学を考えているので、こんな活動もあるのだと知って勉強になった」、「大学生は色々な時間の使い方をしているようなので、自分が大学生になったらどんなふうに有効に時間を使おうか考えるきっかけになった」などの感想が寄せられました。

大学生になっても、自分が夢中になれることを見つけて頑張っている古川さん。とても輝いていました!
そんな先輩の姿を参考に、生徒たちにも自分の将来像をゆっくり見つけてほしいものです。