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国語科 武本蘭
放送部顧問
早稲田大学文学部日本語日本文学科卒
好きな作家:太宰治、角田光代、小川洋子、川上弘美、柚木麻子、山田詠美、島本理生など多数


※平井さんちに行ってきました!さてここで国語の問題。この「平井太郎」とは誰でしょうか?
ヒント:大正から昭和にかけて活躍した推理小説作家で、アメリカの作家、エドガー・アラン・ポーにちなんだペンネームをもつ人物。「名探偵コナン」の名字の由来にもなっています。⇒正解は最後にあります。
駒大高校の広報部(外部に駒大高校のPRをする部署)の部長を務めている武本先生。説明会などで中学生や保護者の方に「蘭先生ですよね」と声をかけていただくことも多いそうです。今回は、駒大高校の魅力を紹介してもらいました!

―日々接している駒大高校の生徒の様子を紹介してください。
武本:部活動が盛んな学校なので体育会系の活発な生徒が多いイメージを持たれることが多いのですが、色々なタイプの生徒がいて、みんな仲が良く、多様性を認め合いながらそれぞれが生き生きと学校生活を送ってくれています。どの子も素直で真面目で優しいですね。仏教の授業の影響でしょうか、「自分だけ」ではなく、周囲の人のために動ける生徒が多いと思います。それから、自分に厳しく文武両道を実現している努力家も多く、感心します。

―生徒たちとの思い出で、印象深かったエピソードを教えてください。
武本:とにかくみんなで何か楽しいことをするのが好きな生徒たちで、毎日面白いことがたくさんありますが、担任していたクラスの子たちが、私の誕生日をサプライズで祝ってくれたことはとてもいい思い出ですね。歌の上手な男子生徒二人組が、最後の授業で歌をプレゼントしてくれたのもうれしかったです。うちの子たちって、団結力がすごいんですよ。クラスや担任への愛着をもっているんです。私は、おとなしい雰囲気の女子校出身なので、駒大高校の生徒たちは本当に楽しそうでうらやましいです!

―武本先生は、3年生の進学コース(駒大推薦)と受験コースの現代文を担当していますが、授業の様子はどうですか?
武本:どちらのコースの授業でも、色々な生徒が活発に意見を言ってくれて、和気藹々とした雰囲気です。受験コースの授業は、大学入試問題を中心に組み立てています。先日は早稲田大学の問題で盛り上がりました。国立大学志望者も多いので、京都大学の記述問題にも挑戦しましたが、みんななかなかよくできていました!放課後などに、個別の対応もきめ細かくするようにしています。少しでも力になれたらうれしいです。

―武本先生は広報部の部長として中学生と接する機会も多いですが、印象深かったことなどあれば教えてください。
武本:説明会などで相談に乗った中学生が、駒大高校に入学してくれて、充実した高校生活を送り、成長していく姿を見るととても嬉しいです。ある時、サッカー部に興味があるといって見学に来た中学生を案内しました。その時その子に、「ぜひ駒大高校のサッカー部に入って全国大会で活躍してほしいな」と言ったんです。本校に入学してくれたその生徒は3年生になり、駒大高校サッカー部創部以来初めてのインターハイ出場にレギュラー選手として貢献し、活躍してくれました。ご縁ってあるんだなと感じましたね。卒業式の日に「蘭先生のおかげです」という言葉をもらいました。広報の仕事を頑張っていてよかったなと思った瞬間です。

―最後に、駒大高校のPRをお願いします!
武本:駒大高校は、活気と落ち着いた雰囲気を併せ持つ学校です。全校生徒1500人の大規模校ですが、教員が熱意をもって生徒一人ひとりに丁寧に向き合う、あたたかい、大きな家族のような学校だと思います。卒業生がしょっちゅう遊びにきてくれるのもそういう理由からなのではないでしょうか。それから、生徒たちは勉強、部活動、普段の生活、それぞれの場所で本当に大きく成長してくれます(詳しくは「駒トピ」を見てください!)。生徒の可能性を伸ばすことのできるおおらかな学校だと思いますし、これからもそうあるために、教職員それぞれが新しい試みを思案中です。10月10日の学校説明会で私から詳しくご説明しますので、ぜひお越しください!

―武本先生は、外部でのイベントや学校見学会などで中学生の皆さんや保護者の皆さまとお会いすることも多いと思います。とても気さくな人なので、見かけたらぜひ「蘭先生!」と気軽に声をかけて、入試のこと、学校のことなど聞いてみてくださいね!

※問題の答え…「江戸川乱歩」。ここは、江戸川乱歩がかつて暮らしていた家です。立教大学の中にあり、応接間や、彼の蔵書がぎっしりつまった土蔵が見学できます。「平井隆太郎」とは彼の息子で、立教大学の名誉教授です。 ちなみに、推理小説作家の登竜門に「江戸川乱歩賞」というのがあるのですが、「天使のナイフ」という作品で江戸川乱歩賞を受賞した薬丸岳さんは駒大高校の卒業生なんですよ!「刑事のまなざし」という作品がテレビドラマ化もされた売れっ子作家です。どの作品も、緻密で読み応えがあります。駒大高校の自慢の一つです。