今回は女子バスケットボール部の2年生、マネージャーの清水綾梨(しみずあやり)さんに話を伺います。本校の女子バスケットボール部は1997年に創部され、2010年にはインターハイ・ウィンターカップに出場し、関東大会にも6度出場しています。『最後まで走った者が勝つ!』というスローガンのもと、日々努力している女子バスケットボール部にスポットライトを当てていきたいと思います。さらに今回は選手ではなく、選手を陰ながらサポートしているマネージャーの清水さんに話を伺っていきます。
-駒大高校に入学した理由は何ですか?
清水:中学生の時に、駒大高祭に行き、学校の明るい雰囲気が自分に合っているのではないかと思ったのがきっかけです。また、何事にも一生懸命取り組む学校の雰囲気の中で生活をすれば、様々な良い刺激を受けられると思ったからです。
-バスケ部に入部した理由とマネージャーになったきっかけは何ですか?
清水:中学校の時もバスケをやっていましたが、駒大高校のバスケ部は強豪校だと聞いて、入部は諦めていました。そんな時に中学校の同級生から「マネージャーになってくれないか」と強く誘われたんです。最初は悩みましたが、体験に行ってみると、先輩マネージャー達がキビキビと動いていて、とてもかっこよく感じました。その姿を見て、大好きなバスケットボールに新しい形で関わって、今度は部員の皆の夢を叶える手助けをしたいと思ったからです。
-女子バスケットボール部のマネージャーにはどのような仕事がありますか?
清水:練習中では飲み物を補充、タイマーで各メニューの時間の計測、トレーニングのかけ声などがあります。他にもゲームの審判をやることもあります。時間がある程度空けば選手の使用したゼッケンやTシャツの洗濯や健康管理もします。
練習試合や公式試合ではタブレットを使用したスコアやシュート率の記録、ビデオ撮影など仕事は盛りだくさんです。
-マネージャーをやっていて大変なこと、嬉しかったことは何ですか?
清水:マネージャーは選手と違う流れで行動することが多いので、常に頭を使って、先を読んだ行動が必要になります。また、自分の行動一つで選手に迷惑を掛けてしまうこともあるので、とても緊張感があり大変です。
しかし、選手の皆から私の仕事に対して『ありがとう!』と言われたときはとても嬉しく感じます。マネージャーはチームにとってサポートすることがメインなので、仕事はあまり人目につきません。だけど、選手の皆は必ず私の仕事に気付いてくれて、感謝してくれます。自分の仕事が報われたときにとても喜びを感じます。
-女子バスケットボール部はどういうチームですか?
清水:授業前、昼休み、放課後と練習をしているので、とても忙しいですが、その分、全員が同じ目標に向かって努力していて、本音で話し合えるチームです。時には意見が対立して、ぶつかってしまうこともありますが、ぶつかるということはそれだけチームを良くしようと皆が真剣に考えている証拠だと思います。
私たちは沢山の人に応援されるチームを目指しています。その為にも日頃の挨拶をしっかりすることや支えてくれる人たちへの感謝の気持ちを常に持って取り組むようにしています。
-これからの意気込みをどうぞ
清水:新チームの目標は『ベスト8奪還』です。その目標を達成できるように毎日の練習を質の高いものにしていきます。また、今までの先輩方が築いてきた『駒澤のバスケ』をしっかりと受け継いで、守っていきたいです。私個人では、皆から信頼されるマネージャーを目指します。引退の時には皆の最高の笑顔を見たいので、どんなにきついことがあっても支えて行きます。
清水さんありがとうございました。女子バスケットボール部は現在2年生7人、1年生6人の13人で活動しているそうです。より良い活動の為にもマネージャーの存在が必要不可欠だと語ってくれました。選手はもちろん、マネージャーも絶賛募集中だそうです。女子バスケットボール部の皆さん目標に向かって頑張ってください!