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地歴科(日本史)歴史研究部顧問
上野智佳子
聖心女子大学文学部卒
趣味:茶道(落ち着ける空間が好きです)
「上野先生についていけば受験は大丈夫!」と生徒に絶大な信頼を寄せられる、日本史担当の上野先生。
面倒見がよく、いつも生徒のことを心配する優しい先生でもあります。

―まず、先生になろうと思ったきっかけを教えてください。
上野:高校の時、日本史の授業がとても面白くて、興味をもったことがきっかけです。色々な人物の人生を知ることができ、自分の人生も豊かにできるのではないかと感じました。また、色々な人がいる「学校」という場所が好きだったので、そこで働きたいと思ったからです。

―大学の時は、どのようなことを研究されていたのですか?
上野:岩倉使節団の「安場保和」という人物について調べていました。有名な人物ではなく資料も少なかったので苦労しましたが、その分、やりがいがありました。

―上野先生は、現在2年生の受験コースを担任されていますが、生徒たちの様子はいかがですか?
上野:努力家で、とてもいい子たちです。周囲のことを考えて発言をしてくれるのが素敵だなと思います。

―クラスの運営で心がけていることは何ですか?
上野:生徒たちは努力をしているのですが、結果に結びつかないこともあります。ですから、一人ひとり丁寧に面談をしながら、その子に合った小さな目標を立てさせるようにしています。努力は裏切らないことを伝え、自分なりの「努力するサイクル」を作り上げる手助けをしています。また、クラスが「居場所」になるような雰囲気作りも大切にしていますね。

―日本史の指導で大切にしていることは何ですか?
上野:ただ暗記をさせるのではなく、ストーリーやバックグラウンドを印象に残るように話し、理解してもらうようにしています。また、年代の語呂合わせなどもいろいろ考え、工夫しています。「楽しかった!」という感覚があれば、覚えやすいと思うので。でも覚えるべきことはしっかり覚えさせるので、生徒には「きつい!」と文句を言われることもあります(笑)。

―日本史を得意になるポイントは?
上野:好きになること、興味を持つことだと思います。どうせやるなら楽しんで勉強したほうがいいですよね!また、時代の流れと特色を整理して理解することも大切です。

―最後に、駒大高校のいいところを教えてください!
上野:やろうと思えば何でもできる舞台を提供する学校、全力で頑張れる環境を用意できる学校だと思います! そんな駒大高校で、勉強だけ、部活だけ、に偏るのではなく、目の前のことすべてに夢中になって、「【だけ】ではない」高校生活を送ってほしいですね。