#01
駒大高の進路指導
本校では、附属校として駒澤大学への進学を基本としていますが、附属校だから駒澤大学へ進学するのではなく、数ある大学の中から駒澤大学を選んで進学するように進路指導を行います。その結果、最終的には多くの生徒が他大学へも進学しています。大切なことは、どの大学へ行くかではなく、どのような目標をもってどのような大学生活を送ろうとするかだと考えています。選んだ先に自分の未来を描き、自分の「進路」を切り拓く力を身につけられるようにすることが、駒大高の「進路指導」です。
進路指導
一人ひとりが自分の未来を慎重に設計できるように、親身であたたかい進路指導を行っています。
進路指導の特色
#02
進路行事
卒業生から直接話を聞くことができる「卒業生ガイダンス」は、進学するまでの過程や目標をどうやって定めていったかから始まり、大学生活の様子などを聞くことで、大学進学へのモチベーションを高める機会になります。他にも生徒の希望に合わせて駒澤大学や他大学の講師を招いての「分野別ガイダンス」などの学内の企画だけではなく、外部で行われる「夢ナビプログラム」への参加や大学キャンパスツアーなど、様々な機会を設けることで主体的に進路の目標設定から実現までをサポートします。
1年次
○「駒澤大学を知る」ガイダンス ○夢ナビプログラム(外部企画) ○学部学科適性診断 ○分野別ガイダンス
2年次
○分野別ガイダンス ○大学(駒大・他大)教授による模擬授業 ○駒大ガイダンス ○他大受験ガイダンス
3年次
○卒業生によるガイダンス ○大学ゼミ体験 ○総合型選抜ガイダンス ○面接指導講座
#03
勉強合宿[受験コース]
勉強合宿は、2年に進級する直前の春休み、受験コースに進む生徒を対象にして行われます。2泊3日で授業が行われるほか、自分で学習する姿勢を身につけるため、夜の自習時間も長く組まれています。大学生のOB、OGもゲストとして参加し、講演会を行ったり、生徒の質問や相談を受けたりしています。
#04
大学体験
早稲田大学・東京理科大学などの大学を実際に訪れ体感することで、目指す進路が明確になっていきます。また、独自に企画されたキャンパスツアーに参加することができます。様々な大学のオープンキャンパスに参加し、キャンパスレポートを作成する課題もあり、目標を肌で感じることで、受験へのモチベーションを高めています。
#05
進路学習室
昼休みと放課後に開放しています。進路学習室では進路情報誌や、大学の過去問題集(赤本)5年間分が閲覧可能です。自習室として利用する生徒が多くいます。赤本の種類や量も充実しており、試験前や受験期になると、満席になるほど利用者が増えます。
#06
受験サポート
外部の専門家から直接指導を受けられる面接指導や、放課後の講座、アプリを利用した学習管理など、生徒一人ひとりのニーズに合わせて受験をサポートしています。また、受験に役立つ情報を揃えた進路学習室には自習スペースも設置しています。
進学コース
他大学を目指す生徒の指導については、志望理由書や小論文の書き方、面接対策など、それぞれの志望大学に合わせて徹底した個別指導を行います。普段の授業を大切にしながら、総合型選抜や学校推薦型選抜（公募制・指定校制）を目指す生徒たちの力と意欲を伸ばした結果、難関大学への合格も増加しています。
受験コース
大学受験に向け様々な行事を実施し、生徒のモチベーションを高めています。1日10時間にも及ぶ集中講義を行う春期勉強合宿(2年進級直前)、キャンパスライフを疑似体験する大学ゼミ体験(2年次)など、行事が目白押し。受験科目の学習指導に加え、小論文・面接指導などそれぞれの進路に合わせてきめ細やかにサポートします。
Teacher’s Message
進路や目標は生徒自らが選ぶ
一人ひとりの無限の可能性を切り開くためのサポートを
英語科教諭 向中野 正和
本校では、生徒一人ひとりが自らの目標を定め、その目標に向かって努力できるように、学年ごとのテーマを設定しながら進路指導を行っています。系列の駒澤大学に進むにあたっても、どの学部で何を学ぶかを明確にさせることで、大学の授業にスムーズに移行できる体制を整えています。一方で、他大学への進学を希望する生徒にも手厚い指導を行っており、一般選抜はもちろん、近年増えている幅広いスタイルの入試に対応できる力を、高校入学後の早い段階から育みます。また本校は、文武両道が当たり前という伝統を大切に、生徒の自立を促すほどよい距離感を保ったサポート体制の大切さを、すべての教員が共有しています。一貫性を持ったぶれのない指導体制で生徒の成長を見守りつつ、何事にも全力で取り組もうという学校全体の一体感で、生徒の可能性を引き出していきます。
